創業安政元年(1854年)初代、増尾伝次郎は現在の地元興寺町に大和茶の店を開き、茶の味を多くの方に知っていただきたいと木津川から船に積んで大阪や堺等へ卸に行くうちに、帰り船が空で帰るのが勿体無いと当時貴重品であった、黒糖や和三盆糖を積んで帰り商うようになりました。それから誰言うことなく「砂糖屋の傳次郎で砂糖傳だ」と呼ばれ可愛がっていただくようになりました。それから160年余り「時代の流れに従ってその時々のお客様のご要望にこたえるのが真のサービスである」との始祖の教えを精神として、社員一人一人の個性を大切に躍進し続けています。